不老不死から、、、

生物が不老不死から、死のあるものへと進化してきたとは目から鱗だった。
 
 
有性生殖が始まった時から、死が生まれたらしい
 
有性生殖の子孫は、精子卵子の組み合わせで
生命が発生する為、良くない遺伝子を持った細胞
を消していかなければいけない状況になり死が生まれたとする。
 
細胞に死がプログラムされているのは
良いものを存続させ、悪いものを削除
する為の理由らしい。
 
その死をプログラムされた細胞をもつ
個体も、同様に細胞の死の循環に殉じて
死を迎えていく。
それが、種の存続を長引かす事にと繋がる。
 
つまり、不老不死は決して種の存続を
促す面だけでは済まないと言う事だ。
おそらく不老不死が続けば、いつか
劣性の個体がマジョリティーを占め
結局種の滅亡へと向かわす。
 
だから、細胞はそれを防ぐために
死を予めプログラミングして、細胞の
活性化に結び付けた。
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確かに言われてみれば、そう言う気もするが
不老不死から死へと進化したとは、、、、。
 
 
現代は死を認識する者たちが
減ってきたと言われている。
死を隠し、死に触れないように
日々生きている者たちが増えているらしい。
 
死を否定し、人生も否定する。
死を肯定した時に、人生を肯定できる。
この側面の欠如が顕著らしい。
 
これも細胞のなせる技なのか???
 
 
又宇宙的な視点から見ると
宇宙全体の存続の為に
我々生命体は、一つの細胞として
活性化、つまり死を迎えなければ
いけない存在なのだろうか、、。