寿命管理

麻生氏は、(自分なら、意識もなく生かされるより、自然に死にたい。そう思っている人は多いのではないか)という意味で、“さっさと死ねるようにしてもらうとか、いろんなことを考えないといけない(朝日新聞デジタル)”という発言に至ったのだと思うが、それは、日本だけでなく、世界の先進国で一様に問題になっている終末期医療の問題だ。延命治療をやめようという動きは、もちろんドイツにもある。
JB press抜粋
 
まぁマスコミの面白おかしく、ギリギリのところで、虚偽のない様に表現を仕組んで、注目を浴びようとするのは今始まった訳ではなく、昔から有った。早く見る側も、その辺を見抜けるレベルになって欲しいものだ。
 
 
同時に、、、「自然に死にたい」この意識が出てくるのは、結構苦しい環境下で多くなると思う。
 
 
昨日も書いたが、、日本の老人は「迷惑を掛けず、トンと死んでしまいたい」と発言する人達が多いし、それは世界から見ると、悲哀さえ感じられる部分がある。
 
有史以来、人類は長寿を求め「生きたい」と言う本能で生き抜いてきた。
 
しかし今は、、「早く死にたい」「綺麗に死にたい」「静かに死にたい」等
兎に角「どうせ死んじゃうんだから、もめたくない」
と言う意識が非常に強いと思える。
 
老人が早く死にたい?ポックリ死にたい?
と思っちゃう環境が、人間にとってどうなのか?
 
チョッと前までは、、長生きしたい、、と言う本能で社会が有った
今は、調和を取る為に管理者化へと向かっている。
 
生と死を管理せねばいけない現実。
 
そうなれば、、、医学会は「神の領域だ」と言えなくなる
全ての生と死を管理する必要性がある。
クローンは正当化される。
 
あぁ人類は、いよいよもって、、、次世代へと突き進む
 
民族の存在率も管理される
言語の保存も管理される
地球と言う有限の環境中で、有限の生命を持った動物が
管理と言う世界へ突入しようとしている。
 
非常に大きな問題なのだが、、、、
誰も関心を示さない。
 
そんな事より、、、「金」が大事だ」