どの道を行く?

恐らく人類は「原発」を止めることなく進むんじゃないか?
 
結局は「経済発展」が最優先であろう。
 
日本国内での議論を見ていても、、
推進派は「安全」「経済性」を中心に解き
反対派は「安全の保証が弱い」「有事の際の補償体制」等を述べているが
 
「核」を安全に管理することなど出来る訳が無い
と言う事実を人類は認めない。
「核」はケタハズレの損害を出すと言う事実を認めない。
 
確かに設備や環境を整えていけば、限りなく「安全性」は高まる。
しかし、「安全性が高まる」と言う事と「大丈夫」と言う事は大きく違う。
 
この世に「大丈夫」と言う事は無いのである
 
だから、、、、
議論すべき点は、、、、
万が一の場合、、、
犠牲が最大規模でどうなるのかを明確にしなければいけない。
 
犠牲者が10万人なのか100万人なのか、10人なのか、、、
生活環境への影響がどうなるのか、明確にしなければいけない。
そこを反対派も推進派も口にしない!!!
 
車も凶器になる、しかしその最悪の場合でも犠牲は数10人
飛行機も凶器となる、その場合でも数100人
電気も凶器となる、高層ビルも崩れる!
包丁も凶器、世の中全てが、光と影を共有している。
 
そして現在人類が利用している物は、犠牲が数万人レベルで発生する物はない
犠牲が他の生命体や地球までに及ぶ物はないだろう
(兵器は別として)
 
「核」は人類の手が及ぶ物ではない点を忘れてはいけない
 
魚も家畜も野菜も全てダメになる
他国への影響も出る。
 
都合の悪い真実を隠すのではなく、行ってはいけない道は
行かないと言う決断をすべきだろうな。
例えそれで、経済的に後れを発生させたとしても、経済発展と
人間の生命とでは比較対象する次元ではない。
 
「核」を廃止すると言う事を「日本」がリーダーとなり世界へ
発信し改善し、世界を方向転換させなければいけない立場であると
個人的には思えるが、実際は「被爆国日本」は経済発展を優先させる。
 
世界の価値観を変える方が困難だろう。
だから経済発展が優先していくのである。
 
それが人間と言う動物だろう。
哀しき知恵を持った動物である。
 
実際に毎年、広島、長崎の被爆、そして終戦の報道は繰り返しでるが
日本国民の何%の人間が「被爆」「核」と言う物を真剣に考え恐怖を感じているのか?
 
漠然とした不安が8割だろう。
本当に憎しみや悲しみを持って恐怖を見出す事ができる国民は
数%レベルにしか過ぎないと思う。
 
多数決を行う以上、、、、
漠然とした不安を抱える「中間派」をどれだけ抱える事ができるかで
人類は進んで行く。
 
大衆の判断で、国や経済が管理されて行く!
こんな愚かなシステムを何千年と繰り返している人類が
マトモナ判断を下すとは思えない。
 
必ず同じ過ちを繰り返す!
 
犠牲が数十万人レベルまで行きつくまで繰り返す。
詰り数万人レベルでは、経済発展の方が優先だと言う結論なのである。
例えば日本で原発事故を起こす!人的ミスだろうが、、、恐らく、、。
それで数十万人が移住を余儀なくさせられる。
死亡者が数千人、アジア各地で汚染された魚が続出
世界から日本が非難させる
そう言ったレベルでの事故が起きない限り、原発を止める事は無いだろう。
 
それしか、原発を止める方法は無い!
 
人間とはそう言う生きものである!
 
まぁ兵器の「核」とエネルギー開発の「核」は違う側面も持ってるが
「核」はあくまで「核」だろう!!!
 
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