それぞれに、、、

明治、、、時代は「解放」を求めた
虐げられた者達は、こぞって天を仰いだ!
 
時代は徐々に大きく外へとエネルギーを放つ!
 
一方では価値の多様化が進み、混沌とした日本があった
 
 
その勢いに「狂気」が付いた
 
国内での暴動や、他国への進出へと繋がって
結果、1945年の原爆へと「時代の流れ」は一気に進んだ
 
 
 
多くのものを失った日本
 
 
深い悲しみと空虚のそこから
立ち上がってきた日本
 
高度成長へ突入
高く高く昇っていく為には犠牲は付きもの
 
時代はマイノリティーを見捨てながら
一気に世界のトップへと日本は昇って来た
 
家が建ち、家具や家電も増え、車も持てて
さっきまでの「虚しさ」「憤り」と言ったものは
目の前の変化で吹き飛ばされて行った
 
「これで良いのか?」
多くの者達は呟いていた、、、、
 
バブルがはじけた80年代後期、、、、
 
「だよね、、やっぱ何か異常だったよね」
 
疲労を見せた時代は
「失われた10年」を生みだした
 
 
そして世界の天候も荒れ始めた
 
共産圏の崩壊
資本主義の限界
民主主義の限界
 
人類は大きな時代と言う波にもまれている
 
「抑圧」
「解放」
「はしゃぎすぎ」
「怪我をした」
「怪我の治療」
「又、活発に動く」
「財布を落とした」
遊びに夢中になり財布を落とした
 
探しに出たが、、、
外は雨、、、、
傘は無い、、、、
 
「それでも探さなきゃ」
「ちょっと待てよ、傘を、、、」
「困ったなぁ」
「どうすんだよ」
「どの辺で無くしたんだ?」
「財布探さなきゃいけない?」
「帰ろうぜ」
 
様々な思いが、現状世界を埋めている
 
100年以上も人類は何をしていたのだろうか?
 
子供の行動を見ているようだ
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どれだけの人間が生きて死んでいったのだろう
どれだけの人生が通り過ぎたのだろう、、、
 
いつの時代も湧き出る若い世代と
社会から追い出される老いる世代が混在する
 
誰もが若く、そして年老いていく
 
そんな単純な事が認識されていない
 
 
 
 
始めの20年は、家の中で育ってくる
次の10年がイキガッタ態度を見せ来る
次の10年が多少分別を付けてくる
次の10年が世の中が見えてくる
次の10年は寂しさに追い込まれる
次の10年がいよいよもって心の準備
そして、、終焉を迎えていく、、、、
 
現代の日本人の人生の様な気がする
 
 
 
 
気のせいか、、、寿命が延びた分、精神成長が遅くなった
 
 
ちょっと前までは、いや、、、戦中辺りまでは??
世の中が見えるのは10代だった様な、、、
少なくても20代には、世の中が見えていたと思う
30代には若さと老いの、儚さをかみしめていた
40代では、無知への指導を行っていた
50代で心の準備、、、、そして終焉と、、、
 
 
 
 
精神が幼くなった故に寿命が延びたのか?
寿命が延びたから、精神成長もそれに合わせてゆっくりになったのか?
 
そうだとすれば、、、
人間は何歳まで生きようが、精神的に行きつくところは一緒なのか?
 
確かに維新の時代、国を憂いで生きた者たちは
10代、20代の連中、、、、、
 
今じゃ50代、60代、、、
 
 
平和な環境故に許される幸福
 
それはそれで、感謝もしなければいけない
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時代は、、無くしたお金を取り戻そうとしているが
 
同じ管理では、又失う、、、、
 
お金は刷れば発行される、、、
 
アメリカは相も変わらず、拡張のみを雄弁する
 
拡張が恋しい人間達は「まずいだろうなぁ」と思いながら
拡張路線に期待を掛ける、、、、
 
その流れを「時代」と言うのだろう
 
思っている事を口にせず
感じている事を口にせず
そっと陰で沈黙をしながら
ゆっくりと、様子を見ながら
肩を寄せ合いながら、、、、
大きな塊となって民衆は動く
 
それが「時代」と呼ばれるもの、、、
 
どんなに「そっちは危ないぞ~」と声を出しても
チラッと横目で見られるだけで、その塊は歩みを止めない
 
 
 
時代とは自立できなもの達の哀愁なのか?
 
そうだとすれば、、、、、
人類は繰り返しのスパイラルから抜け出す事はもうないだろう
 
 
 
 
あの頃は、、、、
年老いた者達は思う
 
 
昨日まで勢いづいていた若いエネルギーが
今日は、年老いていく、、、、、
 
何故それが見えないのか?
 
たった100年、、、80年、、、
 
 
 
その儚さゆえに馬鹿になれるのか?
 
 
笑ったもん勝ち!
儲けたもん勝ち!
 
短い人生、、己の為だけに生きれば良い
 
 
 
 
ならば、何故愛を求める
ならば、何故人を求める
 
 
 
 
 
時代とは民衆の塊で、非情なまでに残酷なものだ
 
その大きな塊は「無知」の集団でもあろう、、、
 
その集団に決済を任せて良いものか??
 
 
 
 
時代とは恐ろしいものである