今の日本の問題点は???

多くの人達に、、、
「日本の問題点は何?」と聞いた場合、、
年金、税金、景気、平和、雇用、少子化、介護、、、、、
多くのテーマが出てくる。
 
確かに、、、、それらの具体的案件は重大な問題であるが
多くの人達が忘れているのは、、、、
 
根本的問題点である!!
 
質問の仕方にも問題が有ると思うが、、、
 
何故、年金制度がやばくなったのか?
何故、税金が不足しているのか?
何故、国の借金が増え続けたのか?
何故、景気が悪化しているのか?
何故、雇用問題があるのか?
何故、少子化になってきたのか?
何故、人口バランスが崩れてきたのか?
 
全ての問題が勃発してきた根本的原因を考えない!
 
根本的要因は、浅はかな思考である
 
年々日本人の思考は短絡的思考へ変化している
目の前の問題に振り回され「仕方が無い」と言う言葉で片付けてきた
 
平和になり、経済的にも余裕ができ、、、
楽な方、楽な方へと進み過ぎ、気付いた時には
生産性、効率性と言うものを盾に、思考を止めた!
 
その浅はかな思考を日本人の気質と言うなら
将来はもう見えている。
それを人類の気質と言うなら、世界の終焉も見えている。
 
多くの過去の賢人達が述べてきたように
人間は動物である!
 
人間は人を愛し、人を殺す動物である。
人間は人を許し、人を憎む動物である。
人間は人を助け、人を騙す動物である。
それらの矛盾の塊である感情と理性を兼ね備えた
動物であると言う観点を、人間は軽視し過ぎた!
 
智を得て、智に溺れた結果が全ての社会の問題を起こしている。
 
民主主義は多数決ではない
労働とはお金を得るだけの手段ではない
法律とは国民に満足感を与えるとは限らない
政治家は民意とは合わない時の方が多い
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そう言った矛盾点を「臭いものには蓋をしろ」的に
多くの事がらを「仕方が無い」でこなしてきた結果が現在である。
 
世界の為政者達の中には、人間と言う動物をきちんと
研究し理解し、社会を構築しようと頑張っている者もいる。
世界の国民の中には、人間と言う動物をきちんと理解し
社会の中で貢献できるように生きている者もいる。
 
勿論、、、多数決が基本となっている現在
それらのマトモナ人達は、何処の国でも何処の世界でも
マイノリティーである事には変わりがないが、、、
 
しかし世界と日本の大きな違いは、、、
国民全体で「仕方が無い」の一言で邁進しない
日本は「仕方が無い」で国民総意で突き進んできた。
そう言う土壌が日本独特の根本的問題点である!
 
矛盾を否定するが故に、揚げ足取りの議論になり、そして
結論は出ない事を知っているが故に、多数決の数の理論を利用し
「絆」と言う仲良しクラブの集団を結成し、仲間外れで攻めて行く。
 
孤独に耐えられない弱虫どもの集団が、、
一気に塊となって同じ方向へ流れ込む!!
 
これが、日本の根本的問題点である!!
 
その環境に変化を生み出そうとすれば文化を否定する
過去を否定する必要性が生まれる。
詰り、誰かが憎まれなければいけない!
 
しかしその憎まれ役を創出する前に、、
よくよく思考を巡らして、、、
 
矛盾を受け入れる所から始めなければいけない
 
矛盾を悪とするな!
 
 
矛盾は光と影の様に切り離せるものではない
同時に、盾と矛の様にセット(対)でなければ意味を成さない!
 
そこをもう一度再認識した方が良い!!!
 
勧善懲悪的な単純思考からの脱皮が必要である。
 
不景気ならば景気が良いところがある
雇用が減れば増えた所がある
給料が減れば増えた人達がいる
物が売れなくなれば売れた人達がいる
 
何かを得れば何かを失うものである
 
詰り、、、
効果が出ると言う事は、必ず副作用はある
 
都合が良い話には裏があるって事!
 
遠い昔、日本の先輩方に教わった事だ
その日本的な相対的理論が失われたのが
明治後期以降、、顕著に表面化しているのが日本の社会だ。
 
人口構成の問題も、労働問題も、教育問題も、税金問題も
きちんと、何を得て何を失って、何処に向かうのかを
きちんと説明しないで来ているし、、、、
それらの、メリットとデメリットをしっかりと検証する前に
突っ走ってしまった、、、
それで、何とかなった!!
それでも、人々の暮らしは向上したから問題なのである。
 
そしてそう言う言動を政治家や、専門家に取らせたのは
民衆である!
 
無知の大罪を背負った民衆である!
無知の者たちへ主権を与えた多数決制度を単純導入した者達である。
 
真の賢者達よ、、、
地道に生き延び、、、
地道にやれる事をやっていけ、、、
 
終結論は「管理」である
 
それも人が人を管理すのではなく
○○が人を管理して、管理されている人達には
管理されている自覚を与えない!
 
 
均衡のとれた管理と自由の世界を構築すべきであり、そして
多くの民衆が「我々は動物である」と言う自覚を持たせる事だ。