ほどほどに、、

昔から、何事もほどほどに、、、と言われている。
 
お金があり過ぎても、貧困過ぎても
権力があり過ぎても、無さ過ぎても
腕力があり過ぎても、無さ過ぎても
気力があり過ぎても、無さ過ぎても
 
全てに於いて、あり過ぎても無さ過ぎても
人間はマトモナ判断を逸してしまう。
 
その側面から見ても、、、格差が大きくなるのは
社会全体判断を狂わす方向へ向かう
 
 
チョッと前まで一億総数中流階級と呼ばれた日本。
 
今は、格差が広がっている!
 
だんだん社会は狂ってくる!
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よく多くの方々が、普通が良いよね”
と口にするが、、、、
 
この普通と言う認識が実はくせもんだ!
 
単に惰性で流され、無難に過ごすのも普通に見える!
しかしこれは、精神的に生きているとは言い難い!
確かに静かに傍観すすれば、事勿れ主義的に時間は過ぎる。
 
大河の流れに身を任せ、足掻きもせず偉そうにもせず!
 
一見、達観視したような境地に聞こえるが、、、、
勘違いしている人達が実は多い!
 
 
偉ぶらず、ひがまず、淡々と日々是、精進!
それは、非常に楽なことではない!
 
バレリーナの肉体の様に、非常に苦痛な鍛錬の先に
力味の無い一見自然体に見える美しさが生まれるのである!
実際は不自然だし、普段の鍛錬は過酷とも言えるレベルである!
 
その結果なのである。
あくまで、、、、普通が良いよね!と言う普通とは
日々の鍛錬の結果として、自然になれれば良いよね!
と言う事のであって、単に何もせず無難に息を殺すことではない!
 
大河の流れに身を任せゆったりと、、、
とも言うが、遠目から見れば確かにそうは見える
しかし大河の流れに乗る為には、細かなバランス取りの
鍛錬や努力が必要であって、実際は水鳥の水面下の
足の様に懸命にバランスを取っているのである!
 
ほどほどに、、、、
とは、日々の鍛練と厳しい努力の結果
と言う事を再認識をした方が良い!!
 
惰性で生きる事が普通に生きるではないし
無難に時間を過ごす事が、ほどほどに生きる事でもない!
 
 
傷付け傷付けられ、泣いて笑って叫び
怒って騒いで、我武者羅に日々を過ごす事だ!
 
その結果、、、、
様々な現実が見え、現実を受けとめられるパワーを得て
何事にも動じない寛容性を養い、神のように非情ではない
血の通ったバランス感覚を持ち、ごく普通の暮らしに持ちこむ
「足るを知る」と言うパワーを得ることが、結果として普通に見えるのである!
 
いやぁ、、ほどほどに生きるって言うけど
結構大変だねぇ
 
普通に暮らしをするって簡単事じゃないよ
と言っている方々には、ご理解戴けるとは思いますが、、、
 
人間は臓器を二つ持ち、手足や目も二つ持ち
本能と知性を兼ね備え、男と女の対の生物である以上
バランスをとる事が生きる手段方法である事は間違いないだろう!
 
そしてそのバランスをとる為には、偏りが必要なのであり
日々の多くの矛盾を抱え、我武者羅に足掻いていく事が
必要であり、その懸命な喜怒哀楽の先に自然体のバランスが
生じ始め、何時しか貴方は普通の暮らしに感謝を覚えるのである!
 
それが、、、、ほどほどに、、、と言う事である!