へぇ、、そうですか

なんか、、ゆきさおりとピンクマルティーニのアルバムが世界で
売れていると言う話題を見たが、、、、
 
声の響きや唄の醸し出す雰囲気と言うものが
言葉を超えてうけているのではないかとは思いますが、、。
 
彼女の人間性なのか、声質なのか、、、
彼女にしかない色や匂いが独特の世界を創り
そのテーストが今多くの人間に受けていると言う事でしょう。
 
プロですから、、自分の世界を持っているし、、、
独特な女性の雰囲気を持っていて、不変の感情を呼び起こす。
 
殆どが日本語で歌われているらしい。
個人的には英語でやって欲しかったが、、、。
 
 
 
死んでも貴方と暮らしていたいと、、、、
 
あの時代は大きな変化が起きている時代
精神と肉体のバランスの取り方が非常に困難で
現実と理想(思い)をどうやって管理していくかが問われた時代。
 
その問題は古今東西昔から存在するテーマではあるが
経済的発展が目覚ましく且つ勢いがあり、目の前の暮らしが
どんどん変化をしていく中で、心はそれを追い越せない、、、
 
木綿のハンカチーフもそうだが、、、
 
あの時代の歌には、現実と思いとの葛藤を唄った唄が多い
22才の別れ
卒業写真
いちご白書
そして冒頭の手紙、、、
 
人は、思いとは別に現実の世界に生きるとよく言うが、、。
 
イメージ 1
 
本当にそうだろうか、、、?
あの時に「仕方がないさ」と選んだ道が
実は本当に願っていた思いだと言う事ではないのか?
 
そして人はその「素直な自分の思い」を容易に認められない
 
恐らく、、
冷たいとか、、打算的だとか、、あまり良くないイメージがあって
その良くないと思っている方向へ進む自分を素直に認められない。
 
そこに理想と現実と言う虚像を作り上げて保身を図る。
 
自分が選んだ道なんだから、それは自分の思いと一致している。
 
選んで生きてきた道が、自分の思いなんだ。
しかし、それが中々認められない、、、、
 
そして、、、
そうじゃない不変のものを誰かに求める。
 
「貴方は貴方のままで、、変わらないで、、」と、、。
 
 
 
人間なんてものは、そう言う生きものである。
先へ進む為には、時に人を踏み台にし、時に人を傷つけ
時に裏切り、時に騙し、時に冷酷になれるのが人間である。
それは決して現実主義者だけではない。
誰もが日常の中で行っている行為であり、本能でもあろう。
 
それが「生きる」と言う事だ。
 
その哀愁が、、、、
唄やドラマや映画で表現され、、、、
人間は己の原罪に涙する。
 
一般的に女性は、、、犠牲愛を強く持つ
「私の事などもうきにしないで、、、」
「貴方は貴方の道を、、、」
「貴方の幸せ願っているわ、、、」
「元気でいてね、、」
 
そして女性は、その犠牲的愛情をばねに
生き延びる強さを得て行くのであろう。
生き延びねばならぬである。
 
その哀しげな、儚い涙の裏には
生き延びると言う周到な思いが隠れている。
 
本当に全ては、光と影の相対性を持つ。
 
夜叉と菩薩、、、、
 
人間なんてらら~ら~ららら らら~
 
どうでもいいが、、、ゆきさおり、、、、もっともっと売れて頂戴!
ランキングで1位までいかないかなぁ、、、、かかかかか。
英語で誰かカバーしてくんないかなぁぁぁぁ
夜明けのスキャットや手紙なんて良いと思うのだが、、、
 
あの世界観を出せる唄い手はそうはいないか、、、
 
ならば、、、世界の女性の共演で、、、
各国の女性が唄うと、どのような女性像に変化するのか見てみたい。
恐らく国によって、その歌の女性像は違ってくるだろう
 
当然、、、時代も影響する、、
間違いなく現代では
「死んでも貴方と暮らしていたいと、、、」
「明日の私を気遣うより、貴方の未来を見つめて欲しい」
なんて男を見送る女性は、非常に少ないだろうし、、、
そう言う価値観は、得にはならないとはじかれそうな気がするが、、。
 
下手したら、、、逆か?
男が女性に対し、、、???????
 
こんな書き方をすれば、女性蔑視等とクレームが付きそうな時代
 
いやはや、、、、日本では由紀さおりも売れなかっただろうに、、、!
海外で売れて良かったですね!