心の傷

幼児体験は人間形成に大きな影響を与えると言うが確かにそうだ
心の傷を負った者達は、どうやって生きているのか
 
様々な傷があるだろう、何も子供だけじゃなく大人も傷つく
 
心に傷を負い、それを隠し、何事も無かった様に生きる
 
感覚はマヒしていき、喜怒哀楽が出なくなる
 
あまりに幼いと言えば確かにそうだが
特に幼児期における傷や、思春期における傷は
弱さ、幼さ、だけでは片づけられない問題があろう
 
傷ついた心を癒すと言っても容易なことではない
愛が必要とは思うが、、、
心と心の接触が必要なのだろうが
心閉ざした深い底へ到達するには時間がかかる
どれだけかかるか解らない
もしかしたら閉ざしたまま終わるかもしれない
 
瞳を読み切れない
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笑顔を見れば大丈夫かなと思う
元気な挨拶を聞けば、大丈夫と思う
その仮面が見えない
 
荒んだ心で行動していても
常識ある行動は褒められる
結局悪循環
本人はそんな表面ずらの行動を叱って欲しい
しかしそつない態度は、誰もが褒める
 
思いやりも優しさも無い行動なのに
周りの人間は、優しいとか大人だとか褒める
本人はどんどん心を閉ざしていく
 
人間なんてこんなものさ
どいつもこいつも表面面だけ
何が愛だ、優しさだ、思いやりだ
形だけ体裁を整えればそれでいいじゃん
解っても居ないくせに、偉そうに、解った様なセリフをはく
これだから他人は信用できない
 
性格がきつめの奴なら攻撃的になり
大人しめの性格は、人生を捨てる
 
世の中、人間達は捨てたもんじゃないと言う事を伝えたいが
思うように伝わらない
 
多くの方々が日々この様な問題で悩んでいるとは思うが
本当に難しい問題だ
 
心を読み解ければいいのだが
24時間傍にいてあげれたらいいのだが
一日中この事だけに集中出来たらいいのだが
実際は仕事がある、家庭がある、生活がある
様々な事が矢継ぎ早しに起き、その対処に追われる
知らぬうちにふと気がつけば、又心を閉ざしている
 
それでも接し続け、言葉を交わし
触れ合い、気持ちの共有に努力するしかないだろう
日々の小さな積み重ねを行う
継続して何年も何年も愛し続けなければ伝わらないだろう
それでも伝わらないままに終わるかもしれない
ほんとに心の傷は大きな問題である
 
 
同時に傷付いた痛みに打ち勝つ強さを
どうやって子供達に伝えればいいのか?
純粋な心に小さな傷を付けては立ち直らせ
少しずつ傷つくことへ恐怖を取り去り
立ち直りの経験を繰り返すことで、自信と言う
強さつかんでもらえればいいのか、、、、、、、。
 
そんな単純な事じゃないだろう
人間は人それぞれ違う
同じような様な事をやっても結果はそれぞれに違ってくる
 
しかし、それでもやらなければいけない
それでも行動を取り続けねばいけない
例えそれが非効率的でも、最善の策でもないかもしれない
が、手を拱いて仕方がないで済ます理由にはならない
 
言動を取る
継続して行う
何時の日か伝わる事を信じて