風が、、、

風が変わってきた
 
季節が変わり始めた、、、、
 
ふと冷静になり
世の中の事を様々考える
 
自分の人生を色々考える
 
昔と違ってゴールが見える
 
昔はゴールが遠くにあった
 
最近は本当に不思議な事だが
自分の死と言うもんがその辺に見える
 
別に特別な事は無い
 
いたって健康
 
働き盛り?と言えばそう
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だが、、
本当に死と言う瞬間を考える事が
非常に多くなった、、、。
 
すると如何に人間の一生なんてもんは
短く儚くささやかなものか実感する
 
どんなに泣いて騒いで燃えつくすような
熱い愛を求めても
 
どんなにえげつなく、我武者羅に
結果を追い求めても
 
どんなに静かに控えめに
まるで貝になった様に生きても
 
どんな事をしても
人間の一生なんてものは
短い瞬間にすぎない
 
それを身体が感じ始めている
 
頭じゃない、、、身体が感じ始めている
 
当然親や年配者への思いも変化する
 
順番とは言え、先に逝くだろう
者たちへの感謝の思いなどが変化を起こす
 
国を憂い、民を想い
知人達の生活を鑑みて
今日も何でもない日常を送る
 
ふと変わった風を身体で感じ
心が変わり目を分析し
背筋を伸ばして
今日と違う明日を希望しながら
変わらぬ時間にどっぷり浸かり
愛したいと言いながら
愛されないと涙を流し
平和な環境を説きながら
敵に騙さぬぞと斜に構え
疲れたと言いながら走り
痩せたいと言いながら食べまくり
虐めは良くないと言いながら
違う価値観は受け入れない
なんて人間は哀しき生きものなのか
 
だから言う、、、
矛盾を切り離すな
善と悪を切り離すな
幸福と不幸は一体なんだ
 
優しさも冷たさも同じ
 
光あるところに影はある
 
風は冷たくもあり温かくもある
 
自分と他人は違って同じ
 
罪人と自分は違って同じ
 
正直さと我儘さも違って同じ
 
あるがままに受けとめるんだ
 
自分自身の事も
相手の事も
全てあるがままに受け止める事
 
あるがままに受け止めて
あるがままに生きて
何時でも目の前に集中しながら
先を見通す感覚を維持し
死ぬ為に懸命に生きるしかない
 
それしかできない、、、、
 
哀しいかなそれしかできない
 
どんなに脚光を浴びても
どんなに打ちひしがれても
 
君は生きるしかない
そのまま、あるがままに
生きるしかない、、、、
 
非難し合う前に受け止めよう
いがみ合う前に受けとめよう
言い分を押し通す前に支え合おう
怒りを出したければ出せばいい
泣きたければ泣けば良い
そして全てはちっぽけな事である事を
しっかりと受け止め、そのちっぽけな
想いが大きな一歩の始めである事を知って
怒りで振り上げた拳を下げて相手の手を取り
考えよう、、、どう対峙すべきか
哀しさで流れ出した涙を隠す前に
その涙を相手の頬で拭えば良い
そして考えよう、、どう対峙すればいいのか
 
それが人間が出来うる事だ