人として

人が人として
風は風として
貴方が貴方として
僕が僕として
 
そうある為にはどうすればいいのか
 
人が人として在らねばならぬのか?
貴方が貴方としていなければいけないのか?
 
 
優しさや哀しさ
それは人として感じるものだろう
 
怒りや虚しさも
人として感じるものだろう
 
生きる意味を求め
死ぬ心構えを行う
 
自分を求め相手に求め
周りを通して自分が見えて
 
日々成長していく
 
その繰り返しに様々なドラマがあり
 
その繰り返しに人は、、、
 
殺戮も搾取も
騙し合い、つぶし合い
嫉妬に憎悪
 
涙し後悔し
足掻いて足掻いて生きている
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どんな時が幸せなの
どんな時を迎えたいの
どんな人生を歩きたいの
 
夢を追いかけ
夢破れ
 
愛を知って愛に傷つき
 
己の小ささ
己の勝手さ
 
小さな羽根を庇うかのように
 
そっと生きている
 
生きた証が欲しいのか
暗闇に幻影の明かりを見つめ
 
流れの中に杭を打ち
 
人として出来る事は何か?
人として何をすべきか?
人として何を思うのか?
 
人として何を語るのか?
人として何を伝えるのか?
人として何を残すのか?
 
愛する者達へ
憎む者達へ
 
貴方は何を、、、、
 
見知らぬものたちへ
貴方を笑うものたちへ
 
貴方は何を見て
貴方は何を感じ
貴方は何を、、、
 
人は必ず死ぬ
人は必ず去っていく
人は必ず別れなければいけない
人は合う為に
 
時代から時代へ
親から子へ
 
人から人へ
人として
 
生きる意味などないと思う
人が人として在らねばならぬ理由もないと思う
死ぬ理由が無いように
 
無いものを求めないで
唯々生きて
唯々人として