『koibumi』

 
何時の頃だろう
胸がときめく様になったには
 
何時の頃だろう
胸が苦しくなったのは
 
何時の頃だろう
泣きたくなった夜を迎えたのは
 
何時の頃だろう
キスを覚えたのは
 
何時の頃だろう
朝のコーヒーの甘さを知ったのは
 
何時の頃だろう
人が恋を知ったのは
 
 
純粋で自然な心の変化
不思議なものだ
誰も何も教えなくても
自然に扉を開けて入って行く
 
胸をときめかせ
涙に頬を濡らし
 
 
今も昔も基本は変わらないだろうが
 
 
経済的格差が生じたと同様
恋愛的格差も生じていると言う
 
男は女で悩み
女は男とで悩む
 
命を掛けて燃え上がる恋
エロスの神に委ねた恋
アガペの神に託した恋
ヘテロにホモにノン
 
姿かたちはどうあれど
心の柔らかさは同じであろう
 
何時の頃から人は
この様な感情を持ち込んだのだろう
 
ありふれた日常に
全てが変わりゆく景色
 
生まれて初めて書いた恋文
それは無残にも否決された
 
あぁ無情、、、、
 
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