ありふれた風景

親子の痴話げんか
親子の小旅行
引越しの風景
お花見の群衆
カップルのデート
 
春になり新しい生活環境が出来
それに合わせて民衆は動く
 
泣き笑いの、ごくありふれた風景がそこにある
 
 
本当に微笑ましい時間である
これが幸せと呼ばれている時間なのだろう
 
そしてそれは、日本と言う国家の中で
否、日本と言う国家だから生まれている
幸福の一コマなのだろう
 
 
同時に何時も痛感する事は
多くの人たちにとって、、
 
国家や経済、倫理に科学、、、
そんなもんはどうでもいいことだ
 
それよりも、個人の生活が保証されればそれで良い
 
平和な時間と、飯が食え、老後の保障と
医療、教育、などが保障され生活ができればそれでいいのだ
 
本当にそれで良いと思う
 
何も民衆が、天下国家を語らずに
のんびりと日常に身を落とし楽しければそれでいい
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ありふれたそれらの風景をみていると
些細なことに神経をとがらせ、些細なことに
憤りを感じ、大声で叫んでいる自分が滑稽に見える
 
 
やはり、集団の管理とは非情な世界だ
 
 
情報は管理しなければいけない
経済も管理しなければいけない
 
 
個人に天下国家を背負えと言うこと自体が無理
個人に社会的責任と義務なんてものは重すぎる
自立性を望むのは、あまりに酷な事
 
心からそう思える
 
ありふれた日常のありふれた時間の中に
民主の笑顔があふれている
 
これを幸福と呼ばず、なんと呼ぶのか?
 
 
真のリーダーたちよ
心を強く持て、、、
 
解ってもらおうなんて考えるな
 
右に左に、東に西に飛んで歩き
世の為人の為、懸命に生きよ
終いには馬鹿だと笑われてそれでいい
 
教科書に載る事もなく
歴史の表に立つい事もなく
常に空気のように見えず匂わず
感謝される事もなく、、、、
 
それらの真のリーダー達が
民主の生命を支えている
 
そしてそれは、貴方がたの宿命である
 
悲しくても、寂しくても、腹が立っても
どうしようもない宿命であろう
 
リーダーとして生まれ居出たその才能は
理解される事はあり得ない
 
人は一人で生まれ、一人で死んでいく
 
誰の支えが要るものか
 
民衆の屈託ない笑顔があればそれでいい
 
人々の笑顔がその孤独を全て拭いさる
 
 
戦争も貧困も本当は民衆が引き越す
差別も格差も民衆が引き起こす
それでも彼等はそれに気付かない
 
目に見えぬ真のリーダーたちよ
陰に日向に支えになれ
感謝もされず、馬鹿呼ばわりされ
それでも、民衆の為に国家の為に
世界の幸福の時間の確保の為に
 
孤独で強く寂しく寛容で
彼等の愚行に気付かぬふりをして
 
人間社会とはこんなにも無情な世界だ
 
気付かなければ、見えなければ
何も感じる事もなかったろうが、、、
仕方がない
 
その無邪気な笑顔に救われているのは
確かな現実として認めざるおえない。