個性って?

いつも言われる事だが、、、
日本人は人格形成が弱いとされている
 
つまり、、
貴方は誰?幸せ?何をしたいの?どうなりたいの?
アイデンティーを問われると答えられない。
 
集団の中で、無思考の暮らしになれ
考える事より、その環境の中でどう生き抜くか
 
結局は長いものに巻かれ
大樹の傍らで、、、、
 
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考える事より集団の中へ
判断するより、顔色を覗う
一人で歩き始めるより、皆と一緒
 
 
僕が子供の頃は違った
周りの大人は、現状がこうだから
お前は、こうあれと指導してくれた
 
日本の閉鎖的な社会で生き延びる術
人間の弱さ、業、、、
しかしそれでは多くの人たちが犠牲になる
弱きものたちが犠牲になる
だから、お前は自分の足で歩きだせ
自分で考え、自分で判断し、自分の足で立ち
自分の足で歩き、道を作れといつも教えてくれた
 
それは村八分にされる
それはシカトされる
それは孤立する
それは辛い
 
それでもお前は歩きだせ
大局観を持て
今倒れても倒れた事を恥と思う前に
10年先を意識せよ、30年先を考えろ
常にそう言われて育ってきた。
 
お前は誰だ?
何をしたい?
何がほしい?
何が好きで何が嫌いだ?
どこへ行きたいのか?
何をしている?
なぜ?
 
常にそれらを意識せざるおえなかった
 
そしていつも
お前は歳を取る、お前も親になる
お前も指導する側に立つ
いつかは、、、お前は自分の為ではなく
世の為、人の為に生きなければいけない時がくる
それが人間の宿命だと言われ続けた、、、、
 
子供時代、、追いかけるだけの自分が
いつの間にか先輩と呼ばれるようになり
~君と呼ばれる側から、~さんと聞かれる側へ
気がつけば、、家庭を支え、、親を支え、、、部下を指導し
 
自分自身は、とことん我がままに生きている
己のしたい事だけを貫いてきた
 
我がままの先に「人が人の為に生きている」事が見えた
 
誰の為の人生なのか、、と思い悩んだ時期もあったが
それは、子供為であり、会社の為であり、友の為であり
世の中の為に自分は生きていると素直に思えるようになった
 
 
人格を磨けと教わり生きてきたら
個性が強い人間だと呼ばれ
我儘に生きてきたら他人の為に生きたくなった。