生き急ぐこと

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生き急ぐ事、それは死に急ぐこと

限りある時間を駆け足で

限りある命を駆け足で



時代はスピードを増している

否応無しにスピードを増している


科学の発展、経済の発展
欲望の加速度が増す



人間誰でも疲れたたら休む

のんびりだけでは人間飽きる

結局均してみると一緒かなぁ

そういう人間が増えてきた



生き急ぐという言葉のイメージが
ちょっと違う。


生き急ぐという言葉の裏に
死にたがっているイメージがある

限りがあるなら、早く終わったほうがいい

故に生き急ぐ、、、



現代の生活を見ていて死にたがって居るようには見えない



単に従来の生活パターンからの変化を
嫌がっているようにしか見えない


それは本能だろう

安定を求める本能が変化を嫌う


しかしマンネリを感じると
人は変化を求める



生き急ぐとは物事を深く
強く考えて行動する中に生まれる

現代は物事を深く強く考えていない
生活の慌しさに流せれている
考えている暇が無いと言うのが本音だろう

とりあえず、とりあえず、、
とりあえず結果なのだ


取り敢えずの暮らしの中で
生き急ぐなどと口にしてもらいたくない


特に日本はどちらかと言うと
だれている

今の日本はどちらかと言うと
思慮が浅い


物事を深く強く考えることを
意識して欲しいものだ

確かにそれを行うには
慌しい時間の中では困難でもある

考える時間が必要

考える時間を創るには
もっと急ぐ事だ
もっと働け、もっと動け
もっと勉強しろ
もっともっと追い込め
その先に真剣みが生まれる

今の慌しさから逃げることから
深く強い思考は生まれてこない


「最近生き急いでいると思わない?」
「なんかさぁ疲れが取れないようね?」
「もう少しのんびり生きなきゃねぇ」
「癒しがほしいなぁ」
「ホントホント、、癒しが必要よねぇ」
「人類そんなに生き急いでどうすんの?」
「のんびりと生きようよ」

こんな会話を聞いてしまった


時代の変化といえばそれまでだが
あまりに平和ぼけすぎる


守られている者は守られている事を知らない

人は空気に感謝をしないように
魚が水を知らないように

日本の中でどっぷり安心しきっている
者達には、日本の良さが見えない

それは決して日本人だけではない

人間の心理だろう


故に感謝と言う気持が大事になる
感謝は見えないものを観なければいけない
感謝は人の心を理解できなければいけない
人の心を理解するには自分を知らなければいけない
自分を知るためには奇麗事だけでは済まない
寛容である為には我侭に
強く在りたければ弱くあれ
優しさを持ちたいなら冷酷であれ
痛みを知りたければ、人を傷つけろ
唯我武者羅に、、、、

物事には、そういう一面が有ると言う事を知るべきだろう


あまりにもリスク回避が目立ちすぎる
あまりにも良い子が多すぎる
あまりにも世の中をなめている

世界が小さい
居の中の蛙

トヨタの問題はこれを象徴している

やり急いで大切なことを軽率に扱った
と言っているが、、、

これだけ巨大になった身体を
一気にスリムダウンにするには
社会的批判を生む
それを承知で行う覚悟はなかろう

トヨタのこれからの行動、指針、方針
一つで資本主義体制に変化をきたす
そこまで考えての発言には見えない
所詮、、半分はデキレースだろう

金を払って、米国民衆の槍玉に挙げられ
時間が経てばそれで終わり

アメリカが金ズルを手放すはずは無い

結果は見えている
ナニを騒ぐ必要があるのか