飛行

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願い事は飛ぶこと

自分の身体一つで飛んでみたい


鳥のように自由に
風のように自由に


人は何故空を見上げるのだろう

人は何故空を見つめるのだろう


嬉しい時
悲しい時
悔しい時


ふと気がつくと

空を見上げている自分がいる




飛べない自分の弱さを確かめるように

ちっぽけな自分の存在を確かめるかの様に




空の青さに惹かれ
空の広さに打ちのめされ


それでも飛ぶことを夢見る



風になれたら

時をも飛べるかな


鳥になれたら

世界中の町並みを見れるかな



泣きたい時
風で涙を飛ばせるかな

笑いたい時
風と共に笑えるかな



風になれたら
未来へ飛べるかな

鳥になれたら
夢に向って飛べるかな



未来はどんなかな

この先どんな未来が
待っているのだろう



繰り返しの日々の中

人は何を求め
空を見上げるのだろう


色々な思いを抱えて

人は何を求めて
空を見つめるのだろう




大空へ飛び立ちたい



大空へ、、



どんなに楽しいだろう



どんなに苦しくても


どんなに悲しくても


風になれたら
鳥になれたら



頬の涙は
そっと飛んでいき

食いしばる
奥歯は何時しか緩む



飛べない運命を抱えた

悲しき二本足の生き物は

今日も空を眺めて



涙がこぼれないように
空を見上げて


顔を上げて笑おう


胸を張って歩こう


たとえ飛べなくても


どんなにちっぽけな自分でも


空に負けないよう
広い心で

空に負けないように
澄んだ心で


一歩一歩

又、、一歩