想い、、

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想いと言うのは不思議なものだ

今眼を閉じて、君の想いを過去へ、、

その瞬間君は、既に過去へと
タイムスリップしている。


今君は目を閉じて、思いをパリへ、、

その瞬間君は既にパリに居る。



想いとは不思議なものだ



同時に想い一つで人は
生きることも死ぬ事も衝動的に
行動できる



一目逢ったその時に
恋焦がれ、、、


二人は互いに愛し合う


それでも人の心は移り行く

二人の想いはずれていく

あんなに愛し合ったのに

あんなに求め合ったのに

季節と共に想いも去っていく



留めようとする想いと
解放されたい想いと、、



時に幼さは非情である


幼く純粋なほど情熱は強い


幼さ故に、世界を知らなかった

世界の広さを知る前に
互いに求め合う、、、


生きる時間の中で
世界が広がりを見せていく


小さな世界じゃなく、、
もっと広い世界へ、、
もっと高い世界へ、、、


その欲望は止まらない


無知だった己を振り返る事無く

憧れを追いかける、、


留める想いは苦しみを増す

小さな日常に幸せがある

大きな世界は君には無理だ

その無知さを知っている故に
無垢な憧れを止めようとする


「もう貴方とは暮せない」
「アイツを愛しているのか」

「もう人を愛さない」
「君無しでは生きれない」

「それでも私は行く」
「ならば殺す」


肉体的開放を止める

これで独占できる


時にその肉までも食する程
人間の想いとは強烈なものだ


殺す事でしか独占は出来ない

愛は惜しみなく奪う


それを否定は出来ない、、

それが想いである



想いは何処に宿る

エロスとアガペ

想いは何処にある



想いとは本当に不思議なもの


恋多き女、、
ロマの女、、、

それは単に幼い女

子供が欲しい物を手に入れるように

あれもこれも欲しい

手に入れては、飽きる

同時に純粋に愛でる

純粋に愛でるから相手を翻弄する

その純粋さは幼さである

その女は幼かった

それは幼さの罪
それは無知の罪

翻弄された男達は
無智の罪、、

人間の原罪を背負った
罪深き者達は死を持って
罰せられる、、、


目の前に死神が居ても
時に人は歩みを止めない


死の恐怖さえ忘れさせてくれる

想いとは不思議なもの


想いは狂気でもある


想いは生命でもある


想いとは、、、、
本当に不思議なものである