プラン

イメージ 1

今年は様々な犠牲者が目だった年だった。

来年以降も恐らく犠牲者達は増える一方だろう。


収入の格差、待遇の格差、地域格差、教育格差
様々な格差は、広がりを進めいく、、、
じわじわと、、、


自殺者が世界でもダントツに抜き出ている国、日本


懸命に被害者を減らそうと努力している方々
一方で助けを求めながら、消えるように死んでいく人たち


その渦に巻き込まれない様に
触らぬ神にたたりなしと言わんばかりに
他人との距離を測りながらいる人達


人間の頭数が増えると
様々な問題を併発する


経済会議や、会社の運営、営業会議
様々な場面で、何時も感じる部分がある


日本人は、臭いものにフタをする
昔から、臭い物にはフタをする


恐らくその背景は、、、
限られた村社会で生き抜くためには
問題根源と解っていても、手をつけてしまうと
全てが崩れる危険性がある故に
それには触れずに目を瞑る事が
存続と言う未来への足がかりになる


故に常に問題の根源は置き去りにされ
いつの時代も同じことの繰り返し、、、


計画とは、、、
最終地点を確定する事から始める

目の前の問題をどうしたいのか!
目の前の問題の根源は何か!

その根源を明確にすること。

次にそれを解決するには?
かかる費用や時間や労力を見る

全てにおいて問題がなければ良いが、、
ある場合は、次の対策として、
中期対策を練る、、

その問題根源解決の為の問題に
対策を練る、、、

そして、中期対策に問題がなければ
いいが、有れば短期対策である

それも同じ事で中期対策に関する問題
対策として練る、、

そうすれば、目的と手段も混同しない
根本解決に確実に結びつく、、


しかし、現実は目の前から未来へと
視点が動いている。
つまり短期計画のみ、もしくは
短期を作り、中期を作り、長期は殆ど無い


計画とは将来から今へ視点を
ずらしてくるものである、、、


例えばゴルフもそうだ

ティーグランドに立ち
頭に浮かべる事はグリーン上の景色
つまり、パターからである
次にその前のショット、次にその前のショット
そして最後にティショットをイメージし
何処にうつのか、どの位飛ばすのか、、、


これが現実出来ていない、、、
ティーに立った瞬間、、
すぐさまドライバーを握り
フェアウェーど真ん中を凝視し
一気に突き進む、、


ゴルフの好きな方なら
当然知っているコースマネージメントは
全てはグリーン(目的地点)から始まり
最後に自分が今立っている現場である


世の中の計画の基本は同じである

目的地点から今へ下りてくる


例えば自殺者の問題

根源は精神的弱さがある
これにオブラートをして、、
弱きを庇う、、やり方では
何ら問題は解決されない。


今行うべき対策は
強き精神の育成(教育)ー長期
収入格差の問題(経済)ー中期
偏見等々の修正(倫理)ー中期
サポート体制の整備(社会)ー短期
情報の伝達改善等々(行政)-短期

等が直ぐに上げられる、、、

目的地は「強き精神の育成」である


日本は、これが弱い、、、
根源を追求すると、、、
評論家だ、理想論だ、、
机上の理論だ、、具体性に欠ける
等と八次林につぶしがかかる、、、

結局は根源をうやむやにして、、、
対策を打っていく、、、、

時間経過と共に、、、問題は沈静化
しかし、又いつか同じ問題を繰り返す

では何故、根源解決を避けるのか?

上記案の場合、、
第一に「強き精神の育成」となった場合
母親、父親の教育から始めなければいけない
そうなれば、今の生活が維持出来ない

女の権利だ、、男の権利だ
個人の権利だなどと言っていたら
問題解決には繋がらない、、

価値観の統一を必要とするし
助け合い、個々の役割が増える
いっぺんに社会主義国家への変貌みたいに
見えて来る、、、当然猛反対
出きる訳が無い、、、


故に日本は根源を触らない、、

今の日本を維持する為には
根源に触れてはいけないのである

故に自殺者は絶対に減らない
10年後も50年後も日本国は
世界有数の自殺者生産国で有り続ける


企業の問題も同様、、
根源を追求すれば、今が崩れる
経営者の存在も危ぶまれる
そんなもの今の経営者がやるわけもなし
社員達も自分の生活を犯してまで
会社の問題解決に心血を注ぐわけが無い


そう、、
全ては個人の弱さが根源である

社会を問う時に、個人への責任が問われる
それを明確にしないで、その先は無い!

社会とは何か
国家とは何か
企業とは?
個人とは?
男女とは?
全てのものを明確に
且つ話し合いも、議論も
当然十分な思考もなされていない

それが結論だ、、


それでも日本と言う国は
バランスを保っている
そしてそれが日本と言う国である

未来永劫、、日本は普請中
まさしく過去の先輩達が突き詰めた結論は
未だに変わっていないし、今後も変わらない

微動だにしない国家の中で
呟く心は時に虚しさに犯される