DNA

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DNAと言う存在は驚嘆するばかりだ
強いては人体の仕組みの恐ろしさを感じる


何億年と進化を遂げてきた記憶を
今でも保ち、辿ってきた経験の中で
培った能力を今でも維持し、バランスを
保っている。



生命を維持する為に全ての細胞が
全能力をフル活用しながら生きている



そのセルの活動を追っていくと
一つの結論が見えてくる



セル活動にも、光と影が有った


生命維持をする為の凄い能力が
一方では生命を破壊する活動を取る


人間の身体はたまねぎが傷ついた場合とは違い
傷ついても細胞が再生し、元の状態へと復元する

つまり細胞が再生増殖している
それがなければ傷ついた箇所は腐っていく


そしてそれは腫瘍の増殖も促す
永遠に増殖する

その増殖作用を止めると
傷口は復元せず身体は腐ってしまう



内臓疾患の兆候の一つに
かゆみと言う現象があるらしい

つまりは、、
内臓疾患による痛みなどを和らげる為
ある種の分泌液が体内で出される
そのバランスが崩れて痒みを発生
させているらしい


痒みも馬鹿にしちゃいけない
セルが告知している信号だ



人間の身体は、イモリや蛇のように
切り落とされた部分がパーツとして
再生はしないが、、

それは生命維持に直結している


イモリなどのようにパーツ再生を
人体が行ったら、長寿は無いらしい

人間は種の保存の為に
少なくても14~5年は生きなければいけない

手足が切り落とされ再生しなくても
一定の年数を生き延びさえすれば
種の保存は可能になる



全ては光と影
矛盾の世界にいる



生命体は凄まじいシステムの中で
偶然の奇跡の中で生きているようなものだが

その素晴らしさは決して光だけを放っていない

怪我を治す能力が腫瘍を転移させる
生命の維持時間を長くするシステムは
身体のパーツとしての再生を拒む

生命の危険を知らせる為に
痛みや痒みがある


そして痛みは人間を苦しめる



全ては、人間が思うように
都合のいい動きには出来ない


病気を殺そうとすれば
人体を殺す事になる


昔「愛」と言うテーマで
知った事がある

「ガンに殉じて死す」


ある人が、女性に言う
「あの男はお前に取ってガンだ
 お前を駄目にする男だ、分かれたほうがいい」

女性は答える
「愛とは都合の悪者を切り捨てる
 事ではない。彼をガンと言い切るならば
 私はガンに殉じて死にます」



思春期に知った内容だったが
ショックを受けた記憶がある


今でも個人の価値観の中に
脈々と流れている




勿論それは矛盾を抱える

結果を今に求めるならば
悪い部分を切り捨てて取り替えればいい

人材を育てるのに最も大事なのは
「愛」である
馬鹿な社員を丸抱えしてギリギリまで
人材を切らない姿勢が社員を育てる


人材を育てようとすれば結果は遠のく
結果を求めれば、企業体質は弱体化する



生命体がそうである様に
この世の全ては矛盾の中に存在する


人間はリスク回避を行う動物でもあるが
リスクをあえて抱える動物でもある

人間は人を愛する動物でも有るが
人を殺せる動物でもある


どんなに化学が発達しても
所詮神様の手のひらからの
脱出は無いだろう、、、、。

全ては人間が思うように
そんなに都合の良い様には
行かないのである


在りのままを受け入れろ
在りのままに生きる

善悪だけで判断するな
物事を立体的に感知せよ
本能と知恵のバランスを保て
天使と悪魔を共存させろ


ちなみに、、、
恐竜の化石から
ガン細胞は発見されている