逆風

イメージ 1

いやぁ逆風はつらい

呼吸が困難にもなる

ぐっと足に力をこめ
前傾姿勢で前え進む



不思議なことに
そう言う時ほど自分の力が
発揮され、無駄がそぎ落とされ
逆風が止んだ時には景色が変わっている


一段上に上昇をしている



飛行機と同じ
飛行機は逆風で飛ぶ
逆風で舞い上がる
追い風は危ない



高く高く舞い上げれ


雨も風も雪も嵐も
踏み越えながら生きていけ




錆びたナイフで刺されても
錦の心は死にはしない

舞い上がれ
舞い上げれ
逆風を味方に舞い上がれ




秋風が全身を巻き込みながら吹いていく


北風ピープー

手が凍える

寒い




日本は四季がある
これは脳の活性化に大きく
影響を与えていると思える

季節の無い国で
年中同じ様な気温の中で
生きていると、記憶力も
思考力も落ちてくる

冬が無いから
飢え死にが無い

死が間近に無いから
考えない

北の国々の人達は
冬の死の対策の為に
考える



台風や雪の被害
多くの季節災害が生じる
だから考える


これが年中温かく
災害も戦争もなく
過ごし易い環境に居ると

ぼ~としちゃう
「あの時さ」
「あの時って?」
「え~っと、ほら、、」
でてこない、時間がぼやけている


これが四季のある中の暮らしは
「あれは木枯らし吹く秋だった」
「冬だった」
「雪解けを見た春」
「暑かったから夏だな」

と言う会話が何気なく生まれる

季節の食べ物もそうである



これが年中同じ季節、年中同じ様な食事

いやはや、、、去年か今年かもぼやけてしまう。



季節と言うものは、決して人間にとって
楽な環境を与えてはいない

苦しさや、面倒な事や、悲しいこと
多くの足枷を生活に強いる

だから人間は考える
だから人間は行きぬく



ゆとりのある生活は
ゆとりの無い中で生み出すから
良いのであって

ゆとりだらけになったら
人間ぼける
まともな思考は衰退する



不自由さの中に自由があり
苦痛の中に快楽がある


これが人間を取り扱う
原点である


人間を知らずして
どんな策を講じても
失敗する


人間を熟知して
人間を管理して
国家を治めた人間は
最近ではリークワンユーだけだろう