いのち

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本当に生命とは不思議だ

誰が何も言わないのに生きようとする


昔、自分探しと言う列車に乗って
生きる意味なんてものを真剣に考え
求めた時がある


この歳になって思うが、、、
生きる意味なんて無いと思える


生きるとは、唯生きるのみ
本当にそう思う



自分探しとは、恐らく存在価値の喪失から
自分の存在を社会的に確認して
孤独から救われようとした言動だろう




様々な人間や生物がこの地球には居る

脳に障害が有る人
身体に障害のある人
森の木々
野生の動物達、、、

生きるだけで精一杯だろう

何の為に生きるなんて
恐らく思考を巡らしていない


生きるだけ
唯ただ生きるだけ




懸命に飯を食う
懸命に必要なものを取り入れる
懸命に、、


知が半端ただと
逃げる事を画策する
逃げる大義名分を探す


世の中不公平だ
国が悪い
政治が悪い
学校が悪い
親が悪い
教師が悪い

常に他人のせいにして逃げる

苦しい練習から逃げる
嫌な環境から逃げる
逃げは、一つの手段として
別にいいと思う
逃げる事、そのものが悪いんじゃない!


人間の罪は、、、
逃げた事を直視しない
逃げた事を逃げたと認識しない

知が半端もんだと、これが問題

あ~でもない、こうでもないと

大義名分を作り、己の正当化をはかり
周りに逃げた者としてレッテルを貼られないよう
言い訳の言葉や理屈が炸裂する


己の愚かさも同じこと
愚かさを認めない限り
その先は無い

弱さを認めない限り
その先は無い



自分探しも、自分の場合は
それの延長線上にあったと思える


人間社会は複雑だ
多くの人間が居る

手も足も動かないのに
強い奴が沢山居る
歯を食いしばって
爪を地面に食い込ませ
己の心臓が動く限り
生きようとする

誰を恨んでも仕方が無い
どうして俺だけが、、
どうして私だけが、、
何の為に生まれた
何の為に生きなきゃいけない
等と考えていたら生きていけない


ただ生きるのみ
生まれた以上生きるのみ


手足のまともな奴
普通の教育を得られる奴
そういう奴に限って理屈をこねる



生きる原点を再認識した方がいい

生きるとは、甘いもんじゃない
生きるとは、楽な事じゃない

理由がなければ生きていけない
と言うのならば、、
机がなければ勉強できないと言う
同じレベルの精神構造だ


生きてることは、ただそれだけで
悲しいことだと、歌った歌が昔あった
裕福さも知的レベルに合わせていかないと
人間は自己喪失になる事も証明された

子供達よ、、、覚えておけ
売れりゃいいてもんじゃない
発展すればいいってもんじゃない
お金が増えればいいってもんじゃない
勉強が出来ればいいってもんじゃない
楽な生活が全ていいってもんじゃない

発展と途上
豊かさと貧しさ
理性と本能
善と悪
光と影は

切り離すことは出来ない

清濁併せ持ってこそ人間だ
涙も、悲しい涙、嬉しい涙があるように