めざめ

イメージ 1

記憶がおぼろげだ
あれは何だったたのだろう

身体も重い

意識ははっきりしているが

いつもの風景、、
いつもの匂い

いるべきところにいるようだ

ふと起き上がった瞬間
異様に身体が軽かった

??????

手でドアを開けようとした瞬間
身体が通り抜けた

絶句、、、、、、、、、、、

目に映る映像はいつもどおり

「なんだ?」

ドアを開けられない、、
ドアに振れられない

ベッドを見たら自分が居た

「えっ?」
「死んだ?!」

何だこれ、、
死ぬってこう言う事か?
嘘だろう、、

大体病気でも無いし
怪我もしていない

なんなんだ、、これは

なんなんだ
何がおきている

夢?
え?
なんだ?
なんなんだこれは、、、



落ち着け、、
落ち着け、、、

目に映るものはいつもと同じ

キチンと自分は立っている

先ずは落ち着け、、、


ベッドにいるのは間違いなく自分

意識が離れたのか?

戻れるのか???


どうすればいい?




自分の身体に向って
倒れこんでみた、、、

何かでスキャンでも掛けられている
ような感触がきた、、、

頭が重い、、
どうなんだ、、、

眼はあけられるのか
手は動くのか、、、

眼に意識を集めた、、

そっと眼を開けた

景色は見える、、
天井だ、、、

さっきと同じ天井だ

手は?????・・

手に神経を集中し
手を動かした、、、、

動いた、、手を見た、、

触れろ!
何かを触れ、、!

ベッドの淵を触った、、



感触があった!

一気に起き上がった、、、

身体の重みを感じる

感じる
感じる
身体の重み!


よし
ドアだ

ドアを開けた

ノブの感触
ドアの重み

よしいつもどおりだ

心臓が異状に高ぶっている

ほっとした
ほっとした、、、、、

これが始めての目覚めだった、、、。

一分程度の出来事か、、
焦りまくった
言葉じゃ表現できない
何とも表現できない時間だった

部屋に戻り座り込んだ
暫く考えた、、
生きている安堵と
不思議な経験への優越感

アニメじゃあるまいし、、
でも事実だ、、

夢じゃない

戻れてよかった、、
本当に良かった、、

別に人生に特別の未練はない
生きていたいという欲もそんなに強くない



それでも安心感は言葉で表現できないほどの
強さで身体と心を包む、、、

目覚め、、、
これが目覚めとなった、、、