さだめ

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人の縁とは不思議なもので、、、

互いに思い合っても一緒になれるとは限らない

喩えどんなに強く愛しても、一緒になれるとは限らない

どんなに深く愛しくても、一緒になるとは限らない

あれだけ嫌だと思っていたのに、今じゃ現実を受け止めている

人の運命とは不思議なもので、、、

あの時一歩間違えていたら、今の自分は居なかった

あの時あの人に会わなければ、こうならなかった

あの時あの事がなければ、全く違った人生だった


思っていた方向とは真逆に生きた
嫌いなタイプと一緒になった
間一髪で生き延びた

喜びも悲しみも、過ぎてしまえば、セピア色

あれほど愛しく、あれほど愛していたのに
何故あの時に一緒にならなかったのか
何の支障もなく、なんの問題もなく一緒に過ごした時間
ずっと一緒になれると思っていた

気がつくと全く違う人と今は生きている
あの時、たった一言、一緒になろうと言えば
こうなる前に、早く一緒になっていれば、、、

人は昔から、不思議な運命に翻弄される
不思議なことに、何億もの人間が
似たような道を選んできた、、、

何故男と女がいるのだろうか
それは、完全な物にはなりえない人間のさだめ

何故人は思いとは別な行動を取るのか
それは、貴方を必要とする力が働くから

人は必要とされる所へ押し流される、、、
貴方が必要としている所へ行きたいと思う力より
貴方を必要としている、人との縁が強い

何故あんな男と一緒になったの?
何故あんな女を選んだの?
何故こんな人生を選んだの?
何故?????????????????

それは其処にその人が必要だったから

寛容な人間は、我侭な人間に引き寄せられる
それは、その寛容性をもって、我侭さを愛する為
そして、その愛された我侭は、何時しか人の愛を知る
その時、心から互いに生きた意味が見えてくる

一番愛する人間には、苦労は掛けたくない
一番愛する人には、嫌な思いはさせたくない

恐らく心からの想いだろう

この人を許せるのは、私だけだろう、、、きっと
こいつを支えられるのは、俺だけしかいない、、

人は愛されるより、愛する方を選ぶのか?
愛されたいと願えば願うほど、人は溝を深めていく

人のさだめとは不思議なもので
人間の叡智とは掛け離れた、何かが突き動かしている
かのように何時も感じる、、、。

その突き動かされた現実を受け止める為に
人は後から理由付けを始める、、。

ある意味人は、理由なくして生きられないのか

生きるのに理由は何も無い
人生に意味が有るから生きるのではない
何億年もの時間が細胞に流れ
それら全てを抱え込んで、次の世代に
繋ぐ為に細胞は生きている

その細胞に突き動かされて、人は思い悩む

知能を持った人間のさだめ

泣いても笑っても、怒っても裏切っても
ただひたすら生きなさい、、
唯ひたすらに