千の孤独

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孤独は人里はなれた寂寥の中にあるわけではない。
孤独は都会の雑踏の中にあり、人と人の間にある。

時に孤独は友達になり、時に孤独は狂気へと導く。

孤独は己の手の中にある。
孤独は決して恐れるものではない。

人間社会のなかで生きていくには
自ずとややこしい関係が生まれる。

潤滑性を良くしようとすれば
余計な負担が掛かる。

余計な負担を省こうとすれば
孤独が急に現れる。

一人でいるから孤独なのではない。
友達がいないから孤独なのではない。
社会にはじかれたから孤独な訳ではない。

孤独は己の中にある。
孤独は人と人の間にある。

時に孤独は生命の源になる。
時に孤独は楽しいものだ。
時に孤独は強さを与える。

生きることだ。
生き抜くことだ。
生き抜いてこそ見えてくるものがある。

継続の力
何事、やり続けた先に見えるものがある。
だから経験は大きな意味を持つ。

世の中理屈で成り立っている訳ではない。

人間は矛盾の塊りなのだ。

己を見つめろ。
己を愛せ。
己を生かせ。

生き抜いてやれ。
千の孤独をもって生き抜いてやれ。