いい加減まずいでしょ

日本の家電メーカーが危機的状況に陥っている
報道が日々なされているが、、、その危機感が国民全体に行きわたっていない。
 
シャープのXディは何時かなどと、、大手もがけっぷちである。
 
TVメーカーは軒並み赤字で、このままでは事業を縮小もしくは
撤退と言った方向へ流れる可能性が高い。
 
 
韓国もそうだが、他の国々の成長が著しく日本は厳しい。
 
資金力の違いや、国家挙げての国際競争力支援等が
理由としてあげられているが、、、、、
基本的に思考の違いだろう、、、、。
 
 
資金力での展開の仕方にせよ、国家共同戦略にしても
日本では否定されてきた考え方である。
 
日本は従来のやり方で通すのか?
それとも思考を変えて根本的な部分でやり直すのか?
 
その本質が問われている。
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どちらを選んでも正解であろう。
 
しかし、道は違う、、、
 
従来のやり方でいけば、じっと耐えるしかない
景気が変化し、市場が変化し、日本型の思考のニーズがくるまで
じっと耐えながら、、淡々と着実に真面目に生きていくしかない
 
革新を行うならば、大きなうねりが生じる
新しい価値観や違う思考と言ったものを
受け入れていく時は、人間非常に苦しいものである
しかし、それを乗り越えれば「繰り返し」をしなくて済む
 
個人の人生を振り返ってみても、、、
この両方が常に存在し、行ったり来たりを繰り返しているが
多くの日本人は、根本的に革新は行わない
 
同じミスを繰り返すな!と進歩、積み重ねの重要性を口にする
機会は非常に多いが、それは表面上や手段方法と言った
部分であり、心の中や思考や文化に至るところではない
 
心の根底に流れている思考は、非常に保守的であり
古来の文化をそのまま継承している。
 
着ているものが変わり、生活習慣が変わり、時代と共に
活きるスピードを上げは来ているが、その心の中は昔と何ら変わっちゃいない
 
資本主義と言う「お金」中心の時代の流れに
実はついて行っていない
 
ほんの一部の者たちは、合理的な思考で生きてはいるが
日本人の根本的部分は変わっちゃいない
 
無理無駄ムラを無くせと言いながら、、、、
抜本的な部分は変えられない
侘び寂びを重視し、無駄の中に有意義を見出し
無理の中に希望を見出し、ムラの中に効率性を見出す。
これこそが日本人であり、日本の文化であろう
 
そこが変わらない限り、他国の様な戦略をたてて
一個人や一企業が生きていくとは考えにくい。
日本人固有の戦略をたてて、突き進む確立の方が高い。
 
問題は、どの道を選択しても正解故に
逸早く腹をくくって行きたい方向へ進む事が重要である。
といつだって歴史の中でも騒いできたのであるが、、、、!!!
 
保守なのか革新なのかではなく、、、
逸早くプランを立てて行動を開始する事だ
結論は誰しもが解っちゃいるのだが、、、
 
がしかし、、、、
日本文化は、これを苦手とする、、、、
まずは話し合い、先ずは調整、先ずは根回し、、、
こう言った事が最初になされるべきの事象なのである
 
故に遅いのである
 
いやはや、、、
やはりそれが日本だろう、、、
 
折衷の良いとこ取りを主とした思考を持って
あちらも立てて、こちらも立てて、あぁでもないこうでもないと進んで行く
 
日本よ日本、、あぁ日本よ日本!!!
 
のろまなカメはカメの良さがあるばい
足の早いウサギはウサギで苦労するばい
猿知恵の猿も木から落ちる時もある
それぞれが、それぞれを生きて行くしかない
 
韓国が勢いづいても、中国に圧倒されても
日本は日本独自のスタンスでいくしかないのだろう
それで歴史は繰り返される、、、、
 
とは言え、、、
カメだって時には機敏に動く時もあるでよ~~~