お金を呼ぶ仕組み

 お金の「貯め方」については誰もが関心を持つし、ノウハウも数多い。しかしいくら貯めても、安心する日はまずこない。「お金にしがみつくとお金が澱み、行動も防衛的になる。お金は貯めるためだけではなく使うためにある。貯め込むだけでは、お金は働きません」と北川氏は言う。
 より関心を持つべきは「使い方」。その基準は自分の価値観、「自分は何をすればいい感情を持てるか」に拠る。
「何も考えずに『使いたいから使う』という無意識の連鎖に任せてしまうと、人はお金の奴隷になってしまう。なぜ使うの? と自分を問い詰め、見栄や中毒といった“使っちゃう理由”に気づくこと。そこから初めて、社会貢献や自己実現という選択肢が生じます」
 ただ、それをはっきり自覚している人は多くないし、お金を出す不安や恐怖とも戦わねばならない。
「きれいごとを、『本当はお金が欲しいんだけど』という自分の本音をバックアップするために使ってもいい。それをいえるくらい価値の高い人間だと思い込めば、そのうち本物になります。どんな人間も最後は働きたくなる。他人の役に立ちたくなるものです」
 事業にせよ何にせよ、こうして見出した自分の価値観に沿ってお金を使うことで自分にいい感情が生まれ、周囲の人の、ひいては自分への実入りも含めたお金の流れの円滑化に繋がっていくのだ。
 お金は天下の回り物……単純にして、なかなか奥の深い格言である。
 
東京の新宿・歌舞伎町の“不動産王”ポーウェン・リー氏(59歳)は、「1億円稼ぐならいつでも可能だ」と事もなげに言い切る。
「年収3000万円を目標にしても1500万円で終わるが、同じ体力・知力で10億円を目指せば2億円、3億円はいく」
 意外や、過去に年間の給与として最も多く手にした額は2400万円。
「5年間貰ったけど、馬鹿らしい。半分は税金で、そこからさらに住宅ローンや食費・学費なんかを支払う。これでは金持ちにはなれない」
 だから、今は給与なんて500万円あれば十分だ、というが、枯れてしまったわけではまったくない。
「創業後は体で稼がなきゃならないけど、ある程度まで財を成したら実務はパートナーに任せ、その先はアイデア勝負。頭の中は生涯現役だけど、体を拘束されないようにしているから、今は楽ですよ(笑)。加えて、撤退や転換も含めて時代をどう先取りするか。大切なのはこの2点です」

 リー氏は、大きく儲けるにはシステムや仕組みが必要だと説く。システムとは商品の流通ルートだけでなく、弁護士・公認会計士らプロ人脈も含めた仕組みのこと。システムがしっかりしていて、売るアイデアがあれば、事業の50%は成功だという。
「そこに商品をのせる。今は時代の流れが速いから、商品の後からシステムを考えていては、商品が古くなってしまう。先にシステムをつくる。そこに法律が絡み、そして意思と使命がある。そのベースの上に商品をのせると、バーン! と稼働するんです」
 システム構築に必須なのが、やはり人脈である。外部のプロと手を組み、社員は人材派遣で十分、とキッパリ。
「システムを考えるのは、子供が粘土や紙でおもちゃを作るのと似ています。単純ですよ。計算は足し算と引き算、管理するのは収入と支出、投資と借り入れ、資産と負債だけ。効率のいいものだけ残していけばいい。いい商品を提供すれば率は上がる」
 あとは度胸だけ、とリー氏は笑う。
「手堅くいくか、大きくいくかは自分次第。その大きな壁となるのが恐怖心。絶対に取り除かなければならない。当然、失敗もします。私も8億円の投資で5億円損したことがある。でも、あくまで自己責任。他人に迷惑はかけない。問題はどう取り返すかだけです」

お金がお金を呼ぶ法則とは何か

プレジデント 6月11日(月)14時45分配信 
 
順番がずれたが、、、上記記事の一部をマンマ転載!!
 
ここに、色んな答えがあると思いますね!
 
 
結局行きつくところは、、、一緒です、、大まかにですけど!
 
 
金が金を呼ぶ=資本主義=自由
欲望が大きく影響を生み出す仕組みですねぇ
 
欲望の影を忘れてはいけない、、、
 
人間は動物である
 
その影を放置すれば、破滅へと向かう
大きな痛手を生み出すまでは、止まらない
それを又、人類は繰り返すのか???
 
そうだとすれば、、、、哀しき動物である
欲望と言う名の列車に乗り、コントロールが利かなくなり
列車が何かの要因で止まるまで、流れに任せるだけ、、、
あまりにも、、、情けないが、、、、
 
超人ハルク達はどこに居る?
 
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