本当にもう、、

にしても、、、災害が多い年だねぇ
 
災害で始まり災害で終わりそうな年、、、
2012年説がにわかに話題になっているが、、、、
 
国土の3分の1程度の面積にも匹敵する範囲を
洪水は襲った、、、
 
元来、タイ人はのんびり屋と言うか能天気と言うか
然程ヒステリックには陥らない民族故に、救われているが、、。
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まぁ洪水騒ぎは収まった訳ではなく、、、
バンコク市内へはこれからだろう、、、、
 
にしても、のんびりと、、ジワジワト、、、
真綿で首を絞めるかのように進んでくる水、、、
日本の津波とは、ま逆の姿を見せている
 
 
災害に会い避難している住民と、、、
胸まで水につかりながら、工場へ出勤する者たちと
生活の不安定を危惧する者たちと、、、
多くの思いが交錯しているその中で、、、
 
経済活動とは、、、一体何なのか考えさせられる
 
復興の為に我武者羅に労務に徹する
正義感を持って目の前の業務をこなしていく
日本や他国からは、物の流れを止めるなと激励が来る
利益を確保せよと、叱咤が入ってくる、、、
 
心は違和感を感じながらも、正義感が首を出す
「これが民の為、国の為、復興が何よりの貢献」
世界中でこの思いが駆け巡る、、、
 
金の力は本当に止まらない、、、
 
或る新聞に、投書が有ったらしい
「記事は全て経済的打撃のみ、心が痛む」と、、、
 
そんなに利益が大事なのか!と怒鳴りたいんだろう、、
そして、経済人からの答えは、、
「そうだ、利益だよ、利益!それが無ければ何も始まらない」
 
温情では飯は食えない、、、
同情では飯は食えない、、、
 
「誰のおかげで飯が食えていると思っているんだ」
 
そんな会話が古今東西、昔から続いている、、、
 
特に日本はその気が非常に強い
 
生活の為、、、暮らしの為、、、
目の前の便利で楽な暮らしを維持する為、、、
心を鬼にして働くのが日本人だろう、、、
 
現実主義者とも言うべきか、、、、
 
必死に生き延びようとする弱きもの達よ、、、
好きなように突き進めば良い、、、
 
ヒステリックに眉間にしわを寄せて
走り続ける、、、、お金と言う魔物にトリツカレ
 
難しい問題ではあるが、、、
簡単な事でもある、、、
国も会社も家庭も、、リーダー次第である
弱き人間の集まりが人間社会を突き上げる、、、
リーダーがどのような対応を見せるかで民衆は流れを変える
さっきまで怒涛の如く突き進んでいた集団が、、
リーダーの一振りで、、、動きを止め、、、森に帰る、、、
ナウシカの一場面を見ている様な感覚に陥るが、、
全く一緒である!!
 
それが民衆と言う者であり、リーダーの責務であり
人間社会の構造の仕組みであろう、、、
 
リーダーは、愚人ではいけない
リーダーは、軍人でもいけない
リーダーは、経済人でもいけない
リーダーは、弱者ではいけない
リーダーは、スペシャリストではいけない
リーダーは、マルチストで孤独に耐えうる強さを持ち
リーダーは、バランス感覚の優れたものであり、洞察力があり
リーダーは、素直でなくてはいけない、、、、
その均衡が崩れた時に、光が走る!
 
闇の光が走る時もある、華やかな光が走る事もある
しかし、それは均衡を崩した光であり、元来必要とされる光ではない
 
過去の日本人が求めてきた文武両道
自然との調和
そいったものが、如何に大事であり維持しなければいけない
ものなのか、痛感した年であった、、、
 
人間は動物の一種であり、自然界の一部であり、、、
自由と責任が課せられている。
それは国家や民族と言う世界を超え、宇宙と言う世界の中で
自由と責任と果たして行くのが人間としての人生である
 
近代国家が発展し、便利な生活環境に落ち込み
金を得た事で広げてきた現実を維持するには、更なる金が必要
 
むかし、戦争で領土を広げ国を治め、治安を維持した武将が
国家維持の為、戦争を繰り返さなければ国を維持できないと言うジレンマに陥った!!
戦争を止めた瞬間、民衆は騒ぎだす!戦争が有るが故に民衆は背筋を伸ばす!
武将は平和を望むだけなのに、戦争を止めると平和が崩れる、、、
何と言う哀しい運命なのだろう、、、、
 
時代は戦から経済へと移行した、、
武器からお金と言うツールに切り替え
人間の欲望を掻き立て突き進んできた、、、、
 
いい加減賢者は気付いているだろう、、、
 
人間と言う生きものを、、、
 
いにしえの賢者は言う、、、
「賢者とは目立たないように生きる」
「賢者とは欲が薄い」
「賢者とは大衆の面前には出てこない」
「賢者はリーダーになろうとしない」
 
そう賢者たちが歴史の表舞台に出る事はない
スポットライトを浴びたいと思う人間達は欲望が強い
賢者にはそれが無い、、、、
 
それが元来の人間社会の問題である
賢者がリーダーになり、民衆は賢者に従えば良いが、、、
実際は、、、
賢者はリーダーにならない、民衆は賢者を見いだせないし
理解もできないし、必要としていない、、、
それが人間社会と言うものである。