終戦

終戦の日を毎年繰り返し迎えるが
本当に哀しい歴史が有った
 
それでも人は、その悲しみを忘れる
 
生き延びる為に
前向きに希望を持って前へ!
 
どれだけの数の人間が死んだのか
 
どれだけの数の人間が罪を背負ったのか
 
最近の調べによると
当時は誰も戦争を望んではいなかったらしい
陸も海も政治家も、、、、
誰も戦争をすればまずいと思っていたらしいが
時代は無言の叫びを押し潰した!
 
マスコミが民衆を狂わせ
民衆が軍と政治を狂わせた
 
多数決主義の影である
 
イジメの問題や格差の問題も全く同様である
 
誰もが心の中では良くないと思っていながら
口にしない、口にできない、、、、
そうして事態は悪化の一途をたどる
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何故多くの民衆は口にしないのか!
おかしいと思いながら、、、
マズイと感じながら、、、
口にすることなく様子をうかがう
沈黙の羊である
 
その弱さが時代を狂わせる
その防衛本能が時代を翻弄する
 
唯、、、怖いだけではないだろう、、、
 
もっと奥底に、口にしない理由が有る
 
なぜならば、少数の人間が「それはまずいでしょ」と
口にしても、多数の民衆は「そうだ!まずい!止めよう!」とは
叫ばない!!!!
 
多くの民衆は「だよねぇ、、でもなぁ、、、」
と不明確な言動を取り始める、、、
そうなれば、ヤバイと口にした連中の言葉は
光を失い「ヤバイかもしれないけど、仕方がないよね」と言う
言葉に消し去られてしまう
 
「良くは無いけど、仕方がない」
 
これが最も危険な思考である
 
そして、、、それが日本人が最も得意とする事だ
 
「解っているけど仕方がない」
「他に方法が有るのか?」
「流れは一気に止められない」
 
結論在りきの思考になっている
 
「仕方がない」では済まされないないんだ
他に方法を探すんだ、方向を変えてまで
一気に止まらなくても急ブレーキは掛けるんだ
 
例え一時落ち込んでも
例え一時辱めを受けても
例え一時苦しい環境に身を置いても
まずいと思ったら先ず止まる事だ!!!
 
行かなければ、前に進まなければ
現状を維持しなくては、、、
と言う思考を止めろ!
 
現状を崩しても、行ってはいけない方向へ
行ってはいけない
一時的に損をしても、行ってはいけない方向へ
行ってはいけない
 
これが最も大事な事である!!!
 
目的地は給料アップのみではないだろう
目的地は利益アップだけではないだろう
目的地は当選する事だけではないだろう
 
その最終で最優先すべき点を、現状の暮らしの中
現状維持、現状改善、と言う魔物に襲われ、、、
徐々に喪失していく、、、、
 
それが「仕方がない」と言う結論を打ち出す!!!
 
これが最も日本人が陥りやすいラビリンスである!!!
 
日本軍は、日本国は、あの時
一時的に辱めを受けても、戦争を回避すべきだたった
しかし、それは今でも容易なことではない
 
辱めを受けるくらいなら、死んだ方が良い
と言う思考が働くからだ!!!!
 
生き延びる事の大切さ
継続していく事の重要さを身に染みて理解していない
 
現状維持が目的じゃない
改善のみが目的じゃない!
執拗に同じ道を突き進む事が目的じゃない
時には方向を変える事も、時には損をする事も
時には振り返る事も、時には休む事も必要である
それらは全て、目的地を見失わない為である。