敬老の日

今世界中に多くの日本人が住んでいる
 
凡そ100万人とも言われている。
 
企業はどんどん世界へ進出し生き延びようと努力する
 
それに伴い若手や中間管理職の社員達も世界へ出る
 
今後ますます加速していくだろう
 
 
考えてみて欲しい、、、、
 
世界へ飛び出す子供達が増えていけばいくほど
一人暮らしを強いられる親達は増える
 
その昔、田舎の人間は東京へ出た
生き延びるために東京へ出た
そして東京は巨大化し多くの民が暮らし始めた
 
休みなれば大移動、、、
普段分かれて暮らしている親の元へ
孫達を連れて帰郷する
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「お袋元気か」
「かぁさん、ごめんね」
「暫くでした」
 
70年代、都会へ移動してしまった人口に
危機感を感じたものは多かった
これで良いのか?
 
核家族が増え、子供達の生活環境も変わり
親達がおざなりになって行く社会
これで良いのか?
 
それでも時代は止まらなかった
生き延びる為に人々は拡散した
 
それでも、今までは国内の話
 
例え親と別れて暮らすと言っても、長男長女は田舎に残るとか、近場の都会へと移動して
なるべく近距離を保ちながら親を見る
そう言う事が出来ただろうし、そう言う人達が
結構いたから、ここまでやってきたと思う。
 
 
しかしこれからはそうはいかない
少子化に伴い、、、
長男長女が世界へ出稼ぎだ
 
完全に親の一人暮らしを強いる事になる
 
現に今世界進出を果たし加速している中
日本企業が取り敢えず経営維持を出来ているのは
多くの親達が、孤独な暮らしに耐えているおかげなのだ
 
夫婦で残っている親はまだいい方だが
どちらかが他界し、一人で田舎で生きている
親達が何と多い事か、、、
 
50年前の日本なら、親の面倒を見ないと言うのは
社会悪として捉えられおり、親との同居は当たり前だった
 
今は親の面倒は「悲しいかな困難なんだ」
と言う現実に流されている
 
寝ずに手塩を掛けて育てて、、、
一人暮らしを始めたかと思えば
どんどん遠くへ行き帰ってくる事は無い
 
どんな想いで親達は子供達を見ているのか
 
日本企業よ日本政府よ
今後よりグローバルな展開を図ると言うなら
せめて一人暮らしの親達が、少しでも暮らしやすい
環境を整える事から始めよ!
 
日本を支えているのは、何も一線の企業戦士だけではない!
 
多くの一人暮らしの老人達に幸あれ!
日本社会は義務を放棄したご都合主義に流れている
 
マスコミもそう言う社会構図をもっと取りあげて欲しいものだ
 
就職率の問題も老人増加の問題も
鎖国をし、立て直しを行えばいけると思うが
今の生活を変えられない者達は納得しない
 
日本も世界も、足元を見直せ!”
 
浮き足だった加速を止め
もう一度人間社会を見直す必要がある
と思った敬老の日