寒い

6月になろうとしているのに、まだ寒い
 
急に暑くなったり、寒かったり、、、。
 
 
自由と管理の問題が今後大切になる
 
18世紀に虐げられた階級の怒りが世界で爆発した
市民階級のパワーが大きくなった
 
貴族階級などの一部の階級が恩恵を受けるのではなく
多くの国民がより平等に受けられるように、、、
 
権利の確保である
 
生まれおちた環境によるのではなく、誰もが
基本的に同じスタート地点に立ち、努力や才能によって
貧乏人でも金持ちになれる社会を夢見た。
 
竜馬もそれを夢見た
百姓が大統領に!!!
 
昔に比べて現代は、生まれおちた環境で
身分や将来まで100%決められる事はない
 
ある程度の人権と自由と努力は認められる社会になった
 
しかしそれはまだ、平等とはなっていない
 
つまり自由とは言え自由ではない
 
世界のエリート大学に入るには、現実問題
経済的余裕と生活環境が大きく左右される
 
医者になるにも金がかかる
 
最先端の医療を受けるにも金がかかる
 
まだまだ現実には格差が存在する
個人の力ではどうしようもない運命がある
 
不公平是正の必要性
 
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一方自由がはびこっている部分もある
 
言いたい事を言ってやりたい事を行う
 
個人の尊重、、、
 
それが自己中心へと拍車を掛ける
 
自由とは自由なのである
 
殺人の自由、盗みの自由、搾取の自由
 
ぼーっとして殺される側にも罪がある
ぼーとして盗まれる側にも罪がある
ぼーとして騙される方にも罪がある。
 
物事の善し悪しの判断も個人の自由
 
18世紀に自由を夢見た民衆には
恐らくそれは見えていなかった
 
竜馬にもそれは見えていなかった
 
虐げられ、何も言えない、何もできない
その屈辱だけが、エネルギーとなって開花した
 
 
今、我々は自由の矛盾と管理の矛盾と抱えている
今、我々は平等の矛盾を意識し始めた
 
特権階級の管理社会から脱皮した、我々の社会は
能力主義を生みだした。
 
誰もがその能力を持って、均等に利益を受けれらる
第一ステップはそれでよかったが、、、、
 
結局そこには、現実の不平等があった
 
生まれおちた環境によって育ち方は大きく違う
 
戦地に生まれおちた子供たち
貧困層に生まれおちた子供たち
田舎の子供たちに都会の子供たち
裕福な子供たちと中間層の子供たち
医者の子供と、商店の子供たち
 
子供たち一人一人の努力でそこに生れたわけではない
子供たち一人一人の努力で大学へ行ったわけではない
 
全ては生まれおちた環境に大きく影響を受ける
 
それは平等とは言えない
 
さて、持てる者が持たざる者へと分け与える時
利益の確保と言う自由が壊される
 
「何故私が分け与えなきゃいけないの?」
「苦労して儲けた利益をなんで分けなきゃいけないの?」
 
 
と言う問題を生んでくる
 
社会主義などが理論通りに行かない大きな問題だ
 
結局人間は、自己中心型の欲を持っている
 
故に管理をしなければいけない面と
管理をし始めれば、そのものを殺してしまう面と
 
自由と管理の双方の矛盾
 
今、我々は複数の矛盾点を同時につなぎ合わせ
それを納得できる形にしていかなければ社会が
崩れ落ちる限界のところまで来ている
 
人間は自由の限界を知るまでに300年と言う時間を費やした
 
マイケルサンデルは何を言いたいのか一度読んでみよう