善悪の価値

エデンの園を追われたアダムとイブ
原因は善悪の判断をし始めた事だった
 
人間は善悪を判断できない
 
大衆のニーズにさえ合えば
殺人も正当化される
 
恋愛沙汰も然りである
 
昔から人間は善の世界だけには生きていない
 
善を望み悪を楽しむ欲望がある
 
他人の不幸は蜜の味
 
故に善と悪を切り離そうと四苦八苦
 
恐らくこの善悪の価値観は持たざる者達が
作り上げてきたのであろう
 
持つ者と持たざる者、、、
強き者と弱き者、、、、
 
弱肉強食の自然の法則で生きれば
持たざる者達は常に怯える
 
どうすれば安心して暮らせるか
 
善と言う価値観を生み出す
 
公平、正義、、、
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世界は公平であるべきであり
人間が人間たるには正義が必要
善に生きてこそ人間なのだと言う価値観を作り上げる
 
持つ者、強き者は絶対数が少ない
弱き者たちの数が勝る
多数決で大衆は価値観の創造に躍起となった
 
弱き者達は知恵がつくのか、、、、
生き延びるために懸命に知恵を使う
歴史は明確に物語っている
強き者たちは滅びていく
 
弱肉強食のサイクルの中で
強き者たちは滅亡へと向かう
 
弱き者たちが生き延びていく
その体験が抑圧を消そうとする
「どうすれば、、、楽に生きられるのか」
 
現代、、、
弱き者たちの声が世論を騒がす
弱者保護、、、
 
独り立ちできない事が当たり前
助けないのが罪になる
 
強くないのが当たり前
強さを求めるのが罪になる
 
大きく時代は変化をきたしている
 
分配の公平性
管理の緩和
正義と言う価値観で統一される
 
それが人間と言うものだろう
 
善悪は誰も判断できないものである
 
弱き者たちが良しとすれば悪は善になる
 
仕事ができない事は容認され
教え方が悪いと言う図式なり
分配の手段方法へと目先が移り
出来ない事事態を克服する努力は
どんどん低下していく
出来ない罪は消えていく
 
資金を持つ者が資金を増やせば
持たざる者達は分配を強要する
拒否すれば、正義を振りかざし攻めてくる
「独り占めして良心の呵責はないのか?」
 
頭脳明晰の者達は早く次へ進みたい
だが愚かな大衆のスピードへ強要される
「皆が解らないので、ちょっと待て」
「皆で解り合う事が大切だ」
「なぜなら世の中一人で生きていない」
 
出来る者達は出来ないものたちへ
強制的に歩み寄る事を強いられる
 
物事が解っている者達は解っていない者達が
理解できるまでまで努力させられる
優しさ、寛容さ、と言う善の武器に責められる
 
政治を知らぬものが政治家を選ぶ
政治も勉強せずに政治家を選ぶ
世界を知らぬ者たちが世界を語る
事実を受け入れられ者達が事実を曲げる
虚像の事実が独り歩きする
 
出来ない者達
持たざる者達
それらの者たちに決裁権を与える
 
物事を知らぬ者たちが決済をする
 
時代は狂ってくる
狂気が蔓延り破壊が起きる
破壊と創造
 
地球の、、
人類の歴史である
 
人間は善悪を判断できない
弱き者たち、持たざる者達、大衆が
善悪を決めていく、、、、
どこに真理があるのか、、、、
 
どこに向かって大衆は進みたいのか
 
犬のように時代に尻尾を振って
同じ円をぐるぐると回り欲望を埋める
人間的な直進的幸福は追求されない
自己の開放は追求されない
 
それが人間社会と言うものだろう
 
真理を求める者達は去るのみ
社会の流れに沿えずに去るのみである
強き者たちは何処までも強さを要求される
一人を支えられたら二人目がぶら下がる
二人可能ならば、三人抱えろ、、、
無限に弱き者たちはあふれ出てくる
強き者たちよ、、、
よくよく考えろ
 
持つ者よ、、、
よくよく考えろ